地震によって、地表に限らず地下の深いところまで地盤が緩んでいることがあります。揺れの強かった地域では、少しの降雨がきっかけとなって土砂災害（土石流・がけ崩れ・地すべり・深層崩壊）が引き起こされます。

～土砂災害の前兆～　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・がけにひび割れができる　　・小石がパラパラと落ちてくる　　・がけから水が湧き出る　　　　　　　　　　　　　・湧き水が止まる、濁る　　・地鳴りがする　　・川の水が濁る　　・樹木が傾く　　・腐った土の匂いがする　　・降雨が続くのに、川の水位が下がる　などがあります。

～土砂災害から身を守るため、最低限知っておくべき３つのポイント～　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　①自分の住んでいる地域が「土砂災害警戒区域」かどうかを知ることが大切です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　②雨が降りだしたら「土砂災害警戒情報」に注意してください。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　③警戒レベル４までに全員避難しましょう。

また、地震による土砂災害では、安全なところへ避難するために十分な時間がないことも知っておきましょう。

「いつもと違う、何かおかしい」と感じたら、安全と思われる場所に早めに避難することが大切です。