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給湯器が生まれる場所へ!

date_range2024/6/28

皆様こんにちは!三重県四日市市で地域を守る丹頂ガス「たんちょう隊」広報部の西川柚月です。

先日、兵庫県明石市にある、(株)ノーリツ 明石工場の見学をさせて頂きました!

工場では、ライン作業を見学しました。60秒ごとにラインは流れており、工程ごとに配置された従業員(ワーカー)が自分の担当作業を真剣な表情でスピーディーに行う姿がとてもかっこよかったです。

ワーカーの頭上にはそれぞれ番号のライト(行燈)があり、場所を離れるときなどはその行燈を光らすことで、ラインに関わる他の人も目で見てわかるようになっていました。

他にも必要な部品を棚から取り出す際は、部品を一つずつ探して取り出すのではなく、給湯器の情報が入ったバーコードを読みとると、棚の部品ごとに設置されたライトのうち必要な部品のライトが光ります。そうすることで考えずに直感ですぐに取り出せます。このような「効率」を良くするための工夫を沢山感じました。

また、毎日ずっと同じ作業をしているとマンネリ化してしまいがちです。しかし給湯器の不具合は命に関わる事故に繋がりかねません。そんなマンネリ化による不具合の見落としを防ぐために、(株)ノーリツでは月に一度、わざとハーネスを一か所はずしたもの金具を少しずらしたものなど“不備のある状態の製品”を検査員のもとまで流す「いじわるチェック」が行われるそうです。万が一不備に気づけなかった場合、その後の機械による検査でエラーとなるためそのまま出荷することはありませんが、不備に気がつけなかった検査員はペナルティとして後日特別指導を受け、初心を取り戻します。この「いじわるチェック」があることで、給湯器の些細な不備も防ぎ、お客様に安全な給湯器を届けるという強い意識を感じることが出来ました。

工場内では数えきれないほどの機械ロボットが自動で動いており、ライン作業を支えていました。その機械やロボットを作る人たちがいることもすごいことだなと感動しました。

製造ラインの他にも展示物の見学もさせて頂きました。

昔のガス釜や社名が「能率」だったころに使用していた車など(株)ノーリツの歴史を感じることが出来ました。

また、入口には(株)ノーリツの経営理念が大きく書かれていました。

創業者の太田敏郎様の創業の思いを感じました。

「お風呂は人を幸せにする」。私たちの幸せのために今日も(株)ノーリツでは沢山の新しい給湯器が作られています。

実際に製造工程を見学すると、効率良く大量に製造するための工夫と、製造に関わっている人の数の多さを知ることができ、改めて毎日温かいお湯が使えることに感謝したいと思いました

また、工場で働く皆様のお人柄にも感動をしました。私たちが工場の門から入るとすでに建物の入口で従業員の方がお出迎えをしてくださいました。工場内でも見学中の私たちの近くをリフターで通過する時にどなたも必ず会釈をしてくださりました。このような相手の人を思いやる心が(株)ノーリツのDNAである「幸せをわかし続けること」に繋がっているのだと感じました。

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