皆様こんにちは!三重県四日市市で地域を守る丹頂ガス「たんちょう隊」の原口未来です。
この度、兵庫県姫路市にある㈱姫路環境開発様(通称:ヒメカン)へ見学にお邪魔しました。こちらは産業廃棄物運搬処理・リサイクルをされている会社です。
最初に、大量のゴミを分別している様子を見させていただきました。ここでは、家庭用のゴミではなく、お家をリフォームした時や解体した時にでる資源ごみを扱っています。広い場所に、一日分の量とはとても思えない大量のごみが集められていました。日中と夜間の2交代で、各10人ほどに分かれていて、日勤組が搬入しながら分別し、夜勤組は分別に専念して朝4時まで作業を行い、全てのごみを捌くそうです。「機械も使いますが、従業員の方がほとんど手作業で分別する」とお聞きし、とても驚きました。また、分別している際に現金で1,000万円が出てきたこともあったそうです。機械を使わず手作業だからこそ気付くことができたのだと思いました。
次に、会社概要をご説明頂きました。その中で、「断らない~運べない・処理できないものはない~」の気持ちを大切にしているとおしゃっていました。何事も最初から「できない」と決めてしまうのではなく、「できないことはない」という心を持つことが仕事において大切だと感じました。また、地域美化活動も行っているとの事です。丹頂ガスが毎週月曜日に行っている掃除を大切にして、美しい町づくりに向けての活動を継続していきたいです。
最後は会社の中を見学させて頂きました。創業者のお言葉で、「ゴミ屋だから美しくする」どの部屋も綺麗に整理整頓されていました。そのことにより、仕事が効率よく進められるのだなと思いました。
終始、社員さん同士の仲が良いのが印象的でした。社員数が多くても、広報部によって行われている社内報の活動やスマイルカード制度により、しっかりとコミュニケーションが取れていると思いました。この見学から、ごみの削減意識や分別することの大切さ、大変さを改めて実感しました。小さなことかもしれませんが、自分にもできることの一つの事だと思うので、ゴミの分別や整理整頓をこれからも大切にしていきたいと改めて思います。