「応急手当のしかた ~骨折~」
災害時には、切り傷や骨折など、様々なケガが想定されます。しかも、医療機関の足りない災害時には、すぐに医師が駆けつけてくれるとは限りません。そのため、災害時には自身の傷や、側に居合わせた負傷者の傷を最低限でも手当できるように、基礎的な応急処置法をいざという時に向けて覚えておく必要があるのです。
「骨折の場合」
①骨折部の外側、内側から当てる副木を用意します。(骨折部の両側の関節よりも長いもの:新聞紙、雑誌、段ボール、傘などが代用できます。)
②患部を固定します。ハンカチ、タオル、ネクタイなども固定に使えます。
③腕を吊る。吊る時に使えるもの:レジ袋、スカーフ、ベルトなど)