こんにちは、丹頂ガスの丹羽です。いつも「たんちょう通信」をお読みくださり誠にありがとうございます。半年前より、弊社では「環境整備」を導入しました。「環境整備」の基本的な考え方は、「仕事をやり易くする環境を整えて備える。」ことです。分かり易く言うと「整理・整頓」をして「掃除に励む」ことです。毎日30分間、男性社員は1Fの倉庫内を女子社員は2F事務所内を実施しております。「環境整備」を通じて、職場で働く人の心をかよわせ、仕事のやり方や考え方に気づく習慣を身に付けることが目的です。最初にすることは、「整理」です。先ず、いる物といらない物を明確にして、必要最小限度までいらない物や使わない物を捨てます。次に「整頓」です。物の置き場を決めて、名前を表示します。番号も付けて管理すると探す時間を無くせます。使った物はちゃんと決められた位置へ戻します。その時の置き方は、平行、水平、垂直に揃えて戻します。

そして、「清潔」は決められた場所を、徹底的にピカピカに磨き込みます。特に、「トイレ・床・車両」は重点的にします。「環境整備」は綺麗にすることだけが目的ではなく、大切なことは、「時間・やり方・手順」をみんなで揃えることです。そうすることで、会社のチームワークづくりができ「私が、私は的な」自分勝手なルールを無くすことで、仲間意識が芽生えてきます。もちろん、仲間とのコミュニケーションは懇親会や会食でも図れますけど、部署が違う者同士が、作業を共にすることで、また新たな仲間意識が生まれてきます。苦労を共にした仲間とは自然と強い絆が生まれます。しかし、一人がいい加減に掃除をやっていると、調和が乱れ始め、結局は「私が、私は的な」空気感がどことなく漂い始めます。みんなが息を合わせて、きっちりとすることで、その場の空気が締まり、組織の統率が取れるようになります。最終目標は、会社全体で「一枚岩になること」でもあります。揃えることで強さを表現できることを例えますと、「軍隊の行進」が挙げられますが、もう少し平和的に例えると、徳島の「阿波踊り」が良い例です。以前、徳島で観た時に感じたことですが、みんなが同じ衣装を着て、同じ動きの踊りをして、同じ方向へ進んでいく光景はとても美しく、力強さが伝わってきました。とても芸術的でありました。これを是非、会社に取り入れたいと思っていました。社員一同が同じユニフォームを着て、同じ仕事ぶりで、同じ目的を持って進めば、会社は必ず成長すると思いました。このことを「環境整備」を通じて実現したいです。

このような私の思いを、文句も言わず毎日「環境整備」に取り組んでくれている社員に感謝します。今は慣れるまでちょっとキツイと思うけど、いずれは自分たちのためになると思います。きっとこの良さが自分たちに返ってくると思います。「環境整備」を通じて、皆様へ無駄のない「スピーディーなサービス」と、お客様のニーズに合った「最高のサービス」をご提供出来るよう丹頂ガス社員一同努めて参ります。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。