皆様こんにちは!三重県四日市市で地域を守る
丹頂ガス[たんちょう隊]広報部隊の山田龍です。
昨日、お客様から「お湯張りが途中で止まってしまうから見に来てください。」とお困りのお声をいただきました。お伺いして症状を見ると「風呂自動ボタンを押して」少しお湯を張った後、一旦お湯張りが中断されました。しかし、そのまま1分ほど待っているうちに、またお湯張りが始まりました。
お湯張りの際、お湯が出ては止まり、また出ては止まる機能を「循環判定機能」と言います。これは「浴槽の栓を閉め忘れてお湯張りをしてしまった時に、被害を最小限で食い止める」機能です。
仕組みは簡単です。まず最初の湯張りで水位センサーが湯量を計測します。
そこで正常な水位まで湯が張られたら、そのままお湯張りを継続します。もし、異常が検知されれば、そこでお湯張りを中止し、リモコンから「排水溝のフタを閉めてください。」とアナウンスされます。同時にエラー表示032が点滅します。せっかく沸かしたお湯を、そのまま排水溝に垂れ流しにするのを防ぐ、頼もしい機能です。
このお客様は給湯器を交換したばかりで、「自動湯張りという新しい機能が付いたけど、お湯が溢れないか不安だから、お湯張りの様子をお風呂でずっと見てたのよ(笑)」と仰いました。そのためこの「循環判定機能」を給湯器の不調と勘違いされたという事でした。
今回はこのようなケースで済みましたが、中には「注湯電磁弁」や「水位センサー」の故障という場合もございます。その時には「562」や「031」といったエラー表示がリモコンに現れます。その際にはご遠慮なく丹頂ガス「たんちょう隊」までご連絡ください。
そして忘れてはいけないことが「循環アダプターの掃除」です。
循環アダプターとは、浴槽と追い炊き配管をつなげるアダプターです。「お湯張り」や「追い炊き」をするときに必要不可欠な存在です。大量のお湯を出し入れする循環アダプターには、ごみを取り除く「フィルター」があります。
目次
お風呂の循環アダプターのお掃除について
ノーリツ、リンナイ、パロマ、パーパスなどたくさんの給湯器メーカーがあるため、循環アダプターのフィルター形状はそれぞれ異なります。しかし「定期的なお掃除の必要性」と「お手入れの基本手順」は同じです。
循環アダプターのお掃除方法
1.フィルター取付状態
循環アダプターのフィルターを左に回して外します。
2.フィルターを外した状態
循環アダプターの本体側も歯ブラシなどで湯垢を洗い流します。
3.フィルターの表面
歯ブラシなどでこすり、水洗いして目詰まりを落とします。
4.フィルターの側面+裏面
裏面や側面の凸凹部分も歯ブラシでこすり、水洗いをします。この際にスポンジなどを使用すると、細かい穴にスポンジの繊維が入り込み、目詰まりを引き起こす可能性があります。決してスポンジなどでお掃除されないようお願いいたします。取り付け方法はフィルターの本体やカバーに刻印されている「△などのマーク」を合わせてはめ込み、右に回してカチっとツメが引っかかれば完了です。
メーカーや型式によっては、取り付け・取り外し方法が異なる場合があります。慣れていないお客様は、無理な力をかけてしまわないようご注意ください。紙の説明書が見つからない場合はメーカーのサイトで調べられるのもよろしいですが、その時は、「たんちょう隊」までご連絡ください。親切・丁寧に対応いたします。
また、お掃除の頻度ですが、各ご家庭で使用頻度や家族構成にもよりますが、1か月に1度でいいと思います。しかし、明確な基準はないものの、給湯器メーカーとしては「1週間程度を目安」にお掃除することを推奨しております。こまめにお掃除をすることに越したことはないと思います。
先述しました通り、循環アダプターは大量のお湯を出し入れしています。そのため、汚れていると衛生面の問題や、給湯器のトラブルにつながってしまうことがあります。
安心してお風呂を使えるように、そして、毎日きれいなお湯に浸かれるように、定期的なお掃除を心がけてください。次回のお風呂掃除の際にはぜひ「循環アダプター」のお掃除にトライしてみてください!
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