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CO2排出ゼロに向けて

date_range2021/12/07

皆様こんにちは!
三重県四日市市で地域を守る「たんちょう隊」の山田龍です!

11月17日にインテックス大阪で開催された「脱炭素経営EXPO」という展覧会に参加させて頂きました。これからを生きる者として、「脱炭素」という課題は避けては通れないため、すごく良い勉強の機会をいただきました。学んだことのご報告をさせて頂きます。

会場のインテックス大阪

なぜ世間で「脱炭素」が騒がれているかというと、さかのぼること2015年のパリ協定で日本は「2020年までに新築の50%をZEH(ゼッチ)に、30年までにすべての新築をZEHにする。」を目標に掲げました。ZEH(ゼッチ)というのは「Net Zero Energy House」の略称で「家で消費するエネルギーを家で全て賄う」というものです。(但し、調理器具、美容家電は住宅設備ではないため除く)これを実現できれば地球温暖化対策として素晴らしいものですが、たくさんの壁が立ちはだかります。

まずは設備投資のお話です。家の消費電力を自然エネルギーで安定して賄うには、8kw/hのソーラーパネル+12kw/hの蓄電池が必要となってきます。この時点で最低500万円かかってしまうのですが、それを設置する屋根や工事費用なども合わせると、より大きな金額が必要になってくるものです。これにより現在2021年の段階では、ZEHの新築は20.6%に留まってしまっているのが現状です。

セミナーの講師である積水ハウスの開発担当の方は「原因の一つに【PV設置義務化】(新築の家にはすべて太陽光パネルをつける法案)が抽象的なうえに、新型コロナの影響で中倒れしてしまっている状態にあります。現状では最低60万円+設備に応じた増額+地方自治体からの補助金が受けられます。しかし、この法案が施行されてしまうと自ずと蓄電池の需要が上がり、国も補助金を出し渋ると予想ができます。蓄電池をつけることに関しては早ければ早いほど今の恵まれた保証の恩恵を受けられるチャンスだと考えます。」とおっしゃいました。

nichiconさんの蓄電池

蓄電池を設置するメリットは自家消費するために電気をためておくことができるという点です。東京電力の売電価格は年々減少傾向にあり、2021年は19円/kWh、来年は17円/kWh、さらに10年後には9.6円/kWhまで落ちてしまうと言われています。蓄電池を設置することで「二束三文で買い叩かれるくらいなら自宅で使ってしまおう」という選択ができます。

以上のことを踏まえて僕なりの結論は、「新築をZEHにするのは投資がすごくかさむため、もっと発電効率の良い商品が出るのを待った方がいいが、既に太陽光パネルが設置されているなら、早く蓄電池を取り付けることも視野に入れたほうがいい。」となりました。

今回の脱炭素経営EXPOで学んだことを発表させて頂きました。これから社会は少しずつ脱炭素社会に向けて動き始めます。我々たんちょう隊も現状や課題を視野に入れて、より時代にマッチしたサービスをお客様に提供していくことが大切だと感じました。

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