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輪島市でのボランティア活動

date_range2024/11/14
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 こんにちは、丹頂ガスの丹羽です。いつも「たんちょう通信」をお読みくださり誠にありがとうございます。10月12日に2度目の輪島市でのボランティア活動へ行って参りました。今回は弊社藤井常務と前回同様に堀井社員と私を含めて3名です。これは「青年塾」東海クラスの活動の一環で40名ほどのメンバーでボランティアをしました。先ずは、先方に何をしたら良いかを尋ねたところ、炊き出し150人分と泥の撤去、そして茅場の除草作業!?と言い渡されました。何をしたら良いかは、地域住民に聞くのが一番ですが、茅場の除草作業とは正直驚きました。クラスリーダーがメンバーの配置を決め、丹頂ガスからのボランティア3名は「茅場の除草作業」を一日行いました。

除草とはいえ、鎌で茅に絡みついたツルを引っこ抜く作業です。これの除草作業をきっちりやらないと茅が刈り取れなくなるそうです。輪島市には茅葺屋根の住宅がまだいくつか残っており、従来なら、村人同士が助け合って行う作業でしたが、年始の震災と、今回の豪雨被害により除草作業まで手が回らない状態でした。そこに、我々「青年塾」東海クラスのメンバーでボランティア活動をさせていただきました。ひたすらツルを刈り取っていく作業に無心になっていると、自然と身体が動いて、あまり疲れを感じることがありませんでした。そんな中でも一体誰のためなのだろうと思いながら、でも明確に誰のためか分からない。とにかく目の前にあるツルを刈り取る。これって大切なことではないでしょうか。「陰徳を積む」地域の「ゴミ拾い」も同じだと思います。

一人ではなく、皆で出来ることに、喜びを感じました。作業を終えて、輪島市三井地区市民センターへ戻ると、炊き出し班が150人分の夕食を作っていました。私達除草班がテントを張って設営をしました。どうやら今夜は、歌い手さんが地域住民へ歌を披露するようでした。

一人一人と住民が集まってきて、あっという間に満席になりました。市民センターの館長が歌い手さんに声を掛けて、この日に合わせてセッティングしていただいたようです。歌い手さんも地元で被災され、住民の方々も被災されてお互いが慰め合うかのようにとても暖かい空気感の中でコンサートが行われました。

歌が終わり地域住民の方々へ夕食をお配りし、私達も同じ料理を食べました。みんなでレシピを考え、思いを込めて作った料理の味は、一段と美味しかったです。実は監修として、地元で日本料理を営む「日本料理 冨成」の大将、冨成さんにもお手伝いをして頂きました。地元の自然食材を活かしてミシュラン一つ星を獲得されている凄腕です。さらに冨成さんのすごいところは、それだけではありません。今年1月の震災以降、毎日避難所で200人分の炊き出しを一日2食作られています。奥様とお子様は大阪にある奥様のご実家へ避難されていて、ご自身が単身で毎日地元で炊き出しをしております。大阪の料亭からは「ウチに来ないか」と声を掛けられているそうですが、この地域で生まれ育ったことの思いからも、輪島を離れず、これからも地域のお世話になった方々へ恩返しをする思いで「炊き出し」を続けると仰っていました。出来れば来年の秋には店を再開したいと仰っていました。

冨成さんの「志」には脱帽です。陰ながら応援致します。「頑張ってください!」今回のボランティア活動へは2名の部下と同行しました。現地現場をしっかりと体験出来たことは、とても良い学びになりました。この経験を活かして皆様のお役立ちが出来るよう努めて参ります。引き続きよろしくお願いいたします。

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