こんにちは、丹頂ガスの丹羽です。いつも「たんちょう通信」をお読みくださり、誠にありがとうございます。今月は、先月からの「青年塾」リーダーセミナー沖縄講座の話を続けさせて頂きます。
沖縄講座2日目は「航空自衛隊那覇基地」の見学でした。那覇空港に隣接した基地につくと、「ゴー」っと強烈な轟音がいきなり耳に入ってきました。バスの車窓からは滑走路にF-15が数機、待機しているのが見えました。どうやらその日は緊急発進の訓練(スクランブルの訓練)の日だったようです。
先ずは、戦闘機の見学の前に、最高司令官の寺﨑隆行空将より、現在の「航空自衛隊那覇基地」での航空自衛隊の活動を説明してくださいました。「寺﨑空将」は、ぱっと見厳格で厳しそうなイメージでしたが、お話を聴いているうちに、気さくで、時より冗談まじりに「一昔前の先輩達はパワハラなんて自衛隊の常識だったけど、今はそんな言葉は自衛隊内でも通用しないよ。若い隊員を辞めさせるわけにはいかないからね!」そんな風にお話しながらも、「優しい最高司令官」を感じられました。親切丁寧にお話してくださる中に、部下を可愛がる上司の姿を垣間みることができました。

さて、最高司令官の「寺﨑空将」からは、国民の平和を守るための「自衛隊のミッション」のお話をして頂きました。日々の任務について、近年の中国による領空侵害数が年々増えており、ロシアとの共同訓練では、沖縄本島と宮古島の間を通り太平洋へ抜ける訓練なども含めて年間300件以上もレーダーで検知して「領域侵犯」を確認しているそうです。そしてその都度、緊急出動「スクランブル」です。レーダーで検知してから出動まで「わずか5分」で飛び立つそうです。近年は無駄な「スクランブル」を減らしつつ、それでも200回に上る「スクランブル」が発生しているのが現状だそうです。

現在、日本にはF-15が200機、F-13が80機、F-12が20機、合計300機の戦闘機がありますが、隣国の中国では1000機保有しています。数では圧倒的に負けるので、日本はアメリカとタッグを組む必要があります。仮に「台湾有事」が勃発した際では、台湾の人口10%以上が沖縄に逃げ込んで来ると予測されています。その数なんと30万人の難民です。海から空から沖縄はパニックになり、とても民間では対応できかねます。自衛隊に頼らずして、収拾することはできません。

自衛隊は日々国防を守るために、隣国の中国、ロシアそして北朝鮮からの挑発を阻止するために任務に就かれています。沖縄の海空域はおよそ日本列島の半分がすっぽり入るほどの大きさです。
私達が毎日平和で暮らせるのも、そして、安全に沖縄旅行が出来るのも、海の向こうで起きている「領域侵犯」を警護される自衛隊の皆さんのお陰だと改めて気づかされました。我々国民も再度「国防を考える」必要性を学べた「航空自衛隊那覇基地」の訪問でした。二日間に渡り「沖縄の領域内の海と空」で起こっている出来事を知りました。自衛隊、そして海上保安部の皆様の日々の任務に感謝いたします。









